邦画は洋画に比べて世界的に話題になるような作品は少ないと思いますが、私は邦画が好きです。話題になったからと行って面白いわけでもないし、何より邦画って日本人の役者さんが多く出演しているものが多いですから、監督のやりたかったことなどが伝わりやすい気がするんです。特に私なんかは、有名な監督さんがメガホンを撮ったものよりもあまり有名ではない監督さんが撮られた邦画が好きです。何本かDVDを持っている作品もあるのですが、女性の監督さんの作品が多いような気がしますね。女性監督さんの邦画は演出がこまやかで、そして女性が見ている上での萌えをよく分かってくださっているので、見ていて幸せな気分になるんですよね。自分が主人公ではないのですが、可愛い男性を見てしまうと心がキュンとしてニヤニヤしてしまうのはどの女性も持っている感覚だと思います。邦画のよいところは他にも有ります。それはその土地の言葉です。私は英語が苦手なので洋画では字幕ばかりを追ってしまいます。多少英語も理解できる部分も有るのですが、誰も同じ調子で喋っているような気がします。英語が詳しい人と一緒に見ると、この役者さんの英語はどこどこ訛りが入っているというのですが、さっぱりですね。その点、邦画で楽しめる地方の方言は一度聞いた事のある方言があったり初めて聞く方言があったりします。関西に住んでいる私はやはり関西弁が出てくる邦画を見ると親近感が沸いてしまいます。関西弁と言えども大阪と奈良県の喋り方は微妙に違ったりします。その上にこの役者さんは関西弁に慣れていないんだなと分析することも可能です。しかし、一度だけ邦画なのに字幕が必要な映画を見たことがあります。それは大好きな役者さんが出演された映画で青森県の津軽地方が舞台だったのです。津軽地方の方言は、全く理解できないという話は聞いた事があったのですが、それは言い過ぎだろうと思っていました。私は公開まで津軽弁を甘く見ていました。言葉の流れで今の方言はこう言っていたのかな。と理解できるものもあれば、全く理解できない言葉も何度か出てきました。通訳してくれる人もいませんのでそのままスルーしてしまうこともありましたし、気になって仕方ない言葉もありました。発売したDVDには字幕付きバージョンが見れると言う話だったので、さっそく字幕で見て見るとやっとなんと言っているのかが分かって嬉しかったですね。洋画はお金をかけて豪華な作品が多いですが、邦画はお金をかけずに玄人受けを狙っている作品が多いと思います。これからも個性的な邦画を楽しみにしています。
私は洋画より邦画の方を良く見ますね。というか、日本人の繊細な心の表現ってやっぱり日本人にしかつくれないのかなぁって思います。洋画ってなんかざっくりしていませんかね。確かに、オシャレで俳優さんや女優さんもめちゃくちゃ綺麗で、その映画の世界に一緒に入り込みたいって思ってしまうくらいですよね。でも、やっぱりラブストーリーなどに関してもセリフやストーリーが割とざっくりww日本人って言葉一つ一つ、行動一つ一つが繊細だから邦画を見ていると心が動かされる割合がおおいんですよね。
もう50年以上生きているけれど、子供のころ、かなりの割合で一昔前の邦画を、テレビで放映していたような気がする。それだけテレビ番組も少なかったのだろうと思うが、ナントか映画劇場と題していた時代劇を、父と一緒に随分見たような気憶がある。例えば岸壁に打ち寄せる波の中に浮かぶ三角のマークや、富士山の映像が目に焼きついている。そして、それは、間違いなくちゃんばらが主役だったのだ。画面にアップになる主演の男優さんは、皆きゅっと目じりが上がっていて、子供心にトキメクほどの美男子だった。今でいうなら、そう、イケメン。
世界から見て、邦画の品質はどうでしょうか。昔と違い、日本人の役者や監督も、世界で認められるようになってきたでしょう。アニメや3Dなんかは、日本の高い技術力も、世界的な評価を受けています。だから、世界の映画と十分に戦える、競争力のある映画を邦画で作ることは可能だと思います。昔なら、サムライ、寿司、芸者程度の知識しか持たれなかった日本へのイメージと日本の知識も、欧米諸国にはずいぶん、日本の実際のイメージが伝わり、いろいろな日本文化の知識も伝わってきました。これは、海外旅行がここ数十年でかなり自由に行き来できるようになったこと、と、インターネットの普及の2点によるものだと思います。
邦画と言うと昔のイメージは洋画に比べるとどうしても地味なイメージがありましたが、近年邦画もハリウッド映画などの洋画にも引けをとらないアクション映画が出てきています。そして邦画独特の深いストーリーや心理描写なども組み合わせていけば、決して海外の映画に負けないものが出来るのではないでしょうか。しかし邦画のアクション映画はまだ正直ハリウッドの洋画には及ばないと個人的に思います。理由は様々ですが、スケールの大きさがどうしても劣ると思います。
ちいさいころは、邦画イコールつまらない、なんて偏見を持っていて、見るなら外国の映画だと思っていました。ぼくらが育った時期は、洋画礼賛というか、邦画の一時代が終わった端境期というのか、邦画へのマイナスイメージは、偏見ではなく存在していたと思います。それが、いまでは邦画人気が洋画に負けず劣らずの勢いで、外国の映画祭で賞を獲るような作品も出て来ました。興行成績だけでなく、邦画の質はむかしより上がってきていると思います。映画を山ほどみているわけではないので、具体的にどこがどうちがうのかといわれると、よくわかりません。