邦画といえばちゃんばら-やっぱり映画は邦画が好き|邦画の進化

邦画といえばちゃんばら

もう50年以上生きているけれど、子供のころ、かなりの割合で一昔前の邦画を、テレビで放映していたような気がする。それだけテレビ番組も少なかったのだろうと思うが、ナントか映画劇場と題していた時代劇を、父と一緒に随分見たような気憶がある。例えば岸壁に打ち寄せる波の中に浮かぶ三角のマークや、富士山の映像が目に焼きついている。そして、それは、間違いなくちゃんばらが主役だったのだ。画面にアップになる主演の男優さんは、皆きゅっと目じりが上がっていて、子供心にトキメクほどの美男子だった。今でいうなら、そう、イケメン。

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すらっと刀を抜いて、ちゃんちゃんばらばら、強いこと、強いこと。悪いやつを切って切って切りまくり、ぴたっと刀を鞘に納める姿もかっこいい。だから、私にとって、邦画といえばちゃんばらなのです。実際、その頃は、当時見ていた邦画の時代劇俳優さんは、かなりのオトシだったんですよねえ。それから、少しずつ増えていた、芸能人のプライベートを紹介する番組で、邦画の時代劇俳優さんの素顔を見たときのショック。だって、画面にアップになる凛々しい顔じゃないんだもの。

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目じりは下がっているし、眉はきりっと太くないし。邦画は、日本史が大好きなわたしを育ててくれた。戦国時代も、忠臣蔵も、幕末も、邦画が大筋を教えてくれた。真実が知りたくて、夢中で歴史の本を読んだ。そして、現実と絵空事は違うのだと教えてくれたのも、また、邦画なのでありました。

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